SNSを開けば、誰かの成功が目に入ります。
昇進した人。
起業して成功した人。
投資で大きく利益を出した人。
理想的な家庭を持っている人。
便利になったはずなのに、昔より人と比べる機会は増えました。
そして気づかないうちに、
「自分はまだまだだ」
「もっと頑張らないといけない」
と感じてしまいます。
もちろん向上心は大切です。
しかし、比べる相手を間違えると、人生は苦しくなります。
今日は、なぜ他人と比べるほど不幸になるのかについて考えてみたいと思います。
私たちは比べるようにできている
人は昔から周囲と比較して生きてきました。
集団の中で自分の立場を知ることは、生き残るために必要だったからです。
だから他人と比べてしまうこと自体は悪いことではありません。
問題は、比較する相手と比較する内容です。
SNSでは、その人の人生の良い部分だけが見えます。
失敗した日よりも成功した日。
苦しい時間よりも楽しい時間。
誰でもそうです。
私も投資の話をするときは利益が出た話をすることがあります。
しかし、その裏には判断に迷った日もありますし、買えずに見送った銘柄もあります。
人生は切り取られた一枚の写真ではありません。
比べている相手も、あなたと同じように悩みながら生きています。
他人と比べると終わりがない
他人との比較には終わりがありません。
年収が上がれば、もっと稼ぐ人がいます。
家を買えば、もっと大きな家に住む人がいます。
投資で利益が出ても、さらに大きな利益を出した人がいます。
私は投資が好きですが、このことはよく感じます。
少し利益が出ても、SNSを見ると何倍も利益を出している人がいます。
昔はそれを見て、
「自分はまだまだだな」
と思うこともありました。
でも冷静に考えると、その人の人生を生きているわけではありません。
私には私の生活があります。
家族との時間があります。
仕事があります。
副業があります。
比べる相手を増やせば増やすほど、自分の人生が見えなくなります。
本当に比べるべき相手は誰か
私は今43歳です。
若い頃と比べると、できなくなったこともあります。
体力も回復力も20代の頃とは違います。
だから20代の自分と同じように考えると苦しくなります。
その代わり、今の自分には経験があります。
家族もいます。
仕事の知識もあります。
投資やお金の勉強も続けています。
そう考えると、比べるべき相手は他人ではなく過去の自分だと思うようになりました。
昨日より少し成長したか。
先月より少し前に進んだか。
そこに集中した方が人生は楽になります。
私がブログを始めた理由
このブログもそうです。
最初から多くの読者がいるわけではありません。
記事を書けばすぐ収益になるわけでもありません。
正直に言うと、周りから「難しいだろう」と言われることもあります。
それでも続けている理由があります。
それは、過去の自分より成長したいからです。
昨日より少し良い記事を書く。
先月より少し知識を増やす。
それを積み重ねたいと思っています。
もし成功しているブロガーだけを見ていたら、おそらく行動できなかったでしょう。
でも比較する相手を過去の自分に変えたことで、一歩踏み出せました。
日本の職人に学ぶ考え方
日本には職人文化があります。
職人は毎日少しずつ技術を磨きます。
誰かと競争するためではありません。
昨日の自分より良い仕事をするためです。
だから長く続きます。
派手さはありません。
しかし、本物の力になります。
人生も同じではないでしょうか。
他人との競争に勝つことより、自分を少しずつ成長させる方が長く続きます。
比較が悪いわけではない
ここで誤解してほしくないことがあります。
比較そのものは悪ではありません。
尊敬する人を見ること。
成功している人から学ぶこと。
これは大切です。
問題は、自分を責める材料として使うことです。
あの人はすごい。
だから学ぼう。
この考え方なら前向きです。
あの人はすごい。
だから自分はダメだ。
この考え方になると苦しくなります。
同じ比較でも意味が大きく変わります。
自分の人生に集中する
人生の時間には限りがあります。
他人の人生を羨ましがる時間も、自分を責める時間も、限られた人生の一部です。
だったら、自分の人生を良くするために使った方がいいと思います。
家族との時間。
健康のための運動。
仕事の勉強。
読書。
小さな行動。
それらはすべて未来の自分への投資になります。
まとめ
他人と比べることは自然なことです。
しかし、比べすぎると自分の人生が見えなくなります。
他人との比較には終わりがありません。
だからこそ、本当に比べるべき相手は過去の自分です。
昨日より少し成長したか。
先月より少し前に進んだか。
その積み重ねが人生を変えていきます。
今日できることは簡単です。
SNSを閉じたあと、他人ではなく自分に質問してみてください。
「昨日の自分より、何か一つ成長できただろうか。」
その答えを探す時間の方が、きっと人生の役に立つはずです。

